みんなの労災保険 情報館

働いている人なら事業主などを除き、必ず加入している労災保険。しかし、実際、労災保険とはどのような内容なのでしょうか？まず、労災保険には、たくさんの給付が存在します。その中でも、代表的なのが療養補償給付や休業補償給付です。この2つの給付は、労働者が労働中、または通勤中などに事故などで仕事ができなくなった際の保障になっています。医療費や怪我などで仕事ができない分の給与面でも補償をしてもらう事ができます。

また、障害補償給付なども、とても重要な補償にになってきます。万が一労働中の事故などで障害が残ってしまった場合の保障になっています。

そして、生計を維持するために働いている労働者が万が一の不幸にあった場合、補償してくれるのが遺族補償年金や遺族補償年金前払一時金です。対象者は、労働者の配偶者、子、父母、孫、祖父母、兄弟姉妹になっています。また、葬儀に関しても、労災保険の葬祭料で行う事ができます。

こられの他にも、いくつかの補償が労災保険にはあります。労災保険とは、事業主が労働者の為に加入しなければいけない保険で、労働者とは、正社員だけではなく、パート従業員や派遣社員、アルバイト従業員も、この労働者に入ります。

しかし、一人で仕事をしているような個人労働者は加入する事ができず、そのような人には、特別加入と言う仕組みでの労災保険への加入が必要になってきます。安心して働くためには、とても重要な保険のひとつなのです。